わたしのばあい

心の風邪など存在しないの…心にあるのは傷と痛みと…ざわつく風

めざせ減薬~もう要らない

薬。嫌い。
眠剤は効かないから随分前にやめちゃった。
効かないというか
眠剤を飲んで、常習化したら…」の恐怖と強迫観念で
余計に眠れなくなり
薬を飲んでる意味がない(笑)という悪循環

そう。いつの間にか強迫性障害なんてのもついてしまったけれど
抗不安薬も効いてるのか効いてないのかわからないので
飲んだり飲まなかったり。

パニック障害の薬も最初は飲んでた。
というか、当時の病院は飲み忘れたなんて言おうものなら
「そんな事してたら治らないでしょ!」
否定ばかりされて、何度駅のトイレで声出さずに泣いたことか。

こんな病気になったことの情けなさと
薬に縁遠かった自分が、山ほど薬を出されることの衝撃と
幼い時からの生き辛さが、いつまでたっても終わらない現実と

そんな事ばかりの通院の日々で自傷する事を覚えてしまった。
なんか変な話よね
当時の病院は、心療内科だったけれど
通い始めたことで、自己否定が益々強くなり
自傷を覚え、死を身近に感じるようになり
気づけば、精神障害者になってしまってた。

あの時、病院に行かなければよかったのかもしれない。
ふとそう思う夜が続く。
けれど…当たり前だけど時間は戻せないし
病院に行かなかった自分は存在しない。
運命?宿命?過去は変えられないものね

なるべくしてなったんだと言われた。
生い立ち、育った環境、虐待、諸々あれば
カチカチ刻んだカウントダウンはむしろ長く耐えてくれてたのかもね
その分、一気にドドーンと襲ってきて飲み込まれてしまった。

認知行動療法
最悪だった…私には。
カウンセラーがこれ以上は無理だと言ったの
<あなたが壊れてしまいます>だって(笑)

今の病院に転院し先生に出会って、3年
飲んでる薬はたった2種類
飲んだり飲まなかったりでも怒られない。
もう治らないってことなのだろうけど
心療内科の頃より、笑顔が増えた。
もちろん、体力も気力も長くは続かないけれど
ライブで歌い盛り上がってる私を誰も精神障害者と思わない。
もちろん、知ってる音楽仲間は沢山いるけれど
だれもが首をかしげるのが笑える。

「いつ会っても元気そうだよね、明るいし」

そりゃそうだよ
元気な時しか人に会わないもの(笑)
当たり前だよ
小さな心の時から、自分のホントを押さえる方法知ってるもの
それでも、歌ってる時は全て忘れられるの
みんながくれる拍手も歓声も力をくれる
例えライブの翌日から
布団にくるまって「人が怖い、信じられない」と怯えてても
私に休養する時間はないの
養わなくてはいけない家族がいるから。

【精神を患った娘はいらない、死んでくれ】
そういわれてから、私の家族は子供だけ
泣いてばかりいられない
入院する余裕もないんだから歩まなきゃ、守らなきゃ。
だから歌って、小説・エッセイ書くの
暗く重い文章だけどね

薬でやられちゃった頭は誤作動ばかり起こすけれど
もう副作用はこりごりだし、飲んでも変わらないならもう要らないよね?
先生は減薬したい気持ちをわかってくれた
急には無理だけどって、少しずつミリ数減らしてくれた♪
嬉しい。
ちょっと離脱?ぽい時もあるけれど薬に追われる日々にさよならしたい。

焦らずゆっくりゆっくり減薬
いつか薬のない生活になれるように。

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