わたしのばあい

心の風邪など存在しないの…心にあるのは傷と痛みと…ざわつく風

3.7ドラマ相棒と子供を授かるという意味

リアタイしてから数時間。
まだストーリーの衝撃というか、ショックというか
複雑な気持ちから抜け出せておりません。
・・・明日はまた通院日で早起きしなくては~なのにです。

こども店長・清史郎くん、大きくなったね~

ではなく、物語(あえてこの表現で)が重いとか、せつないとか
悲しいとか、そういった類でもなく

こういう現実があることを知っていたのに
・いつの間にか忘れてた事
・覚えていたとしてもなにもできない現実
この2つがチクチク、わたしを刺します。

戸籍がないってどんな気持ちなんだろう…
そんな気持ちと同時に何故
子供を産むんだろう?
子供を授かってしまうんだろう?
この不条理というか、不公平さというか、上手くいかない感に
悶々としてしまったわけです。

わたしも長く不妊治療をしてきたし
やっと授かった子供を2度も、心音停止で亡くしました。
そんな時、ある養護施設(乳児院を含む)の職員さんと仕事で出会い
兄弟、姉妹で入所してるケースが多い事を聞きました。
育てられないのに、何故続けて産むんだろう?
怒りと、歯がゆさを感じました。

一方では心も体も痛く、人としても失格なのでは…と責めながら
治療を続けている人達(不妊治療仲間)が沢山いるのに…と。

また、戸籍がない訳ではなかったと思うけれど
貧困から国保のお金を払えないため病院に通えず
やむを得ない場合の時は、違法な事を知ったうえで
知人に頼みこんで保険証を借りてた人に出会った事を思い出しました。
そういえば…フルのバイトで働いてたのに?あれ?
ドラマの後、ふと…もしかしたら戸籍がなかったとか??
なんて事を思ってしまった、わたし自身に怒りまくりです。

以前の相棒で「ボーダーライン」って話がありました。
あの話も社会的弱者というか、上手く生きられない人が
弱みを利用する者達により人生が狂ってしまう内容で、
今もはっきりと記憶されています。

たかがドラマですが、されどドラマです。
どちらニュースの特集コーナーみたことがある現実。

我が家もぷあぷあ底辺まで落ちている家庭だし
いくつもの病気や障害を抱えています
実際、アパート1部屋借りるのに苦労し屈辱的な経験もしてきました。
【相棒】というドラマがただの刑事ドラマでなく
社会問題に焦点をあて、今知らなくてはいけない現実
知る事、考えさせられる事で
誰かの心を動かし、行動に移す人、きっかけを作ってるのなら
やはり、すごいドラマなんだなぁ~と思います。

ドラマよかったね~泣いたね~的感想を期待してた方
らしくない内容のアップでごめんなさいね
書かずにいられなかったもので…

清史郎くんの演技、良かったですね
だからこそ、胸が痛むお話しでした。

◆余談でいえば、相棒が亀ちゃんだったらどうしただろう?
 な~んて事も一瞬思ったわたしでした。