わたしのばあい

心の風邪など存在しないの…心にあるのは傷と痛みと…ざわつく風

さくらももこさん…

今日、ちびまるこちゃん観たら号泣しそうです。。。

私が大手雑貨店で仕事してた時
ちびまるこちゃんが大ブレークして
ちびっこだけでなく、大人の方もグッズを買いに来ました。
文具やバッジ類をはじめ、何種類も出てるハンカチを
今でいう大人買いしてました。

店の売り上げもぐんぐんアップだったし
仕入れの為のメーカーさんとの駆け引きも大変でした。
テレビ放送時間は仕事中なのでなかなかみれませんでしたが
当時、夏休み・冬休みなどの朝に再放送されてた記憶が…
本当に個性的なキャラクターばかりがでてくるけれど
「いたいた~こういう子」「大野君は〇〇君みたいだ」なんて
自分の小学生時代と重ね合わせてました。

子供が生まれてから。
ショッピングモール内のゲームコーナーには
ちびっこ用ゲームスペースがあって
その中にあった、まるちゃんゲームは子供がお気に入りでした。
メダルゲームも親子で楽しめるものだったので
他の親子と奪い合い(笑)状態
ゲームが空くと小走りで席を取ってました。

もものかんづめ、永沢君などの本も読みました。
さすがにリボンは買ってなかったけれど
ビデオレンタルしたり、サザエさん同様に
日曜の夜6時からはフジテレビタイムでした。
今もその習慣は変わってません。

ももこさんが亡くなったと速報が流れた2日ほどまえ。
ネットニュースで
サザエさんもまるちゃんも時代錯誤でもう不要
そんな記事をみました。
そこにはたくさんの人達の、目を覆いたくなる言葉が
山のように書かれてありました

・平成も終わるのに、昭和を描かれても何も響かない
・視聴率が下がってるのは需要がないってこと
・平成と共に終了してほしい
発達障害の子供しかでてこない、ヤバイアニメ
・わがままなまる子をみてるとイライラするなどなど

私の怒りビームは、太陽まで届きそうなほど、わなわなとしてしまい
精神衛生上よくないとページを閉じました。
それでも1度みてしまったムカムカやモヤモヤは収まらず
反論書けばよかったと思ったほどです

<ただわたし、こういう場所に書き込み、1度もしたことないんです>

そして…まさかの訃報をテレビの速報でみることに。
「は?」「なになに?」って感じ
長く闘病してたことを知らなかったので
受け止められませんでした。

その後、様々な媒体で詳細を知るわけですが…
その1つにネットニュースがあり
またまたそこにはたくさんの書き込みがありました。
「ずっと続くと思ってた」「ショックです」「信じられない」
「昭和のよさと家族団らんを伝える素晴らしいアニメです」
「放送が打ち切りになりませんように」
などなど、哀悼と共に賞賛の声、声、声…

ほんの数日、約40時間ほど前に
【まるちゃん不用説】
【求む!打ち切り】
【時代遅れの化石タイム】


そんな罵詈雑言を目にしてた私は
悲しみとともに哀しみを感じ、またモヤモヤ、ザワザワしてしまいました。

たかがアニメかもしれないけれど
結婚する前~子供がうまれ、子供が反抗期を超える程の長い時間
肩の力を抜いて見られて、時に号泣するお話しに心打たれ
大袈裟だけど、小さくても生活の一部になっていた、時間。
それがちびまる子ちゃん
でも、ももこさんは10年にもわたる闘病してたんですね…
私も様々な病気や体の障害を持つ身として
10年の通院、闘病の苦悩や辛さ、もどかしさは分かる気がします。

まるちゃんの4コマ漫画を見たくて新聞を東京・中日新聞に変えたわたし。
今思うと、突然のように連載が終わった時が発病だったのかも?

ちびまるこちゃん、ももこさんには
素敵な歌も、お話しも笑顔も感動も頂きました。
本当に感謝しかありません。
今夜もありがとうの気持ちで観たいと思います。

余談ですが。
昨年には、病状がすすむなかで
徹夜踊りで有名な岐阜県郡上市郡上八幡
地元ゆるきゃらをプロデュースし、ご本人がテーマ曲も歌っているとの事。

さくらももこさん
素敵すぎます…力をもらえました。
本当にありがとうございます
どうか安らかに…☆