わたしのばあい

心の風邪など存在しないの…心にあるのは傷と痛みと…ざわつく風

何故、私は鬱病になったのだろう

皆さん、お花見しましたか?
今年は特に寒暖の差が激しくて、天候も花粉も最悪で
お花見テンションになれぬまま、4月も後半になりました。
桜ね…
病院敷地内の桜並木をバスから見た位ですかね(--)
近くの公園の桜さえ、買い物途中にチラ観する程度だったので
インスタでフォローしてる方達の桜で今年の桜は終わりそうです。
鬱々さん、パワーアップしております(ーー;)ふぅ

そもそも。なぜこんなに変わってしまったんだろう?
まぁ~パニック障害から鬱病を発症し
次々精神疾患カテゴリーで目にする、障害名・症候群名まで
おまけでついてきて(←これいらんし怒)
今のわたしになったわけですが。

かつてのわたしといったら、大昔流行った
   「〇月は〇〇で酒がのめるぞ~」って歌の如く
年越し飲み会から始まり、なんだかんだとイベント三昧
ものすごく忙しい仕事の合間を縫って、寝る間を惜しんで
仲間たちとわいわいしておりました。

始発で仕事に行き、終電で帰る日も多かったけれど
泥のように倒れ込んで寝て、翌朝始発の新幹線で出張~なんてこともあったけど
時間があけば、集会所と化した友人宅で
おみやげをつまみに飲んだり、UNOやモノポリーしたり
だらだらとくだらない話で盛り上がったりし。
明け方帰宅して、仮眠してまた仕事へ行ってました。
とにかく元気だったし、パワーあった。

当時は
  出来る人=ぶ厚いシステム手帳(笑)


当然私も、立場上管理する事も多かったので
プライベートと仕事、共々手帳にはびっしり予定がかかれてました

それが今といったら・・・
病院①と病院②とリハビリ、福祉行政関連と子供の病院に学校関係

まぁ~~~~~~~~色気も楽しさもない
 無機質感いっぱいの文字が並んでおります
手書き好きなので、スマホのメモより手帳がいいんだけれど
色ペンで~とか可愛く~とは無縁すぎる…(--〆)

私が鬱病になり、精神科への通院が週1になり(入院や自宅で安静ができないため)
精神疾患者としての人生の方が
      長くなるのは決定的ですが…

なんでこうなったかなぁ~とふと思う事あります。
とんでもない家族&最悪の環境だったので(虐待ふくむ)
なるべくしてなったと言われますが
それを吹っ飛ばせるほどの負けん気の強さと、パワーだったので
精神疾患とは無縁だと思ってました。

そうそう。
今でも忘れられないのが、自動車学校で適正検査?があったとき
アンケートの中に
「死にたいと思う時がある(時々を含む)」
「壁から声が聞える時がある」
っといった項目がありました。

あんな環境で育ってきたわたしなので
「死ぬなんて考えられない!
  だったらわたしの命なんていくつあってもたりないわ」と思いました。

今の私から見たらこの時点で「あんた病んでるよ」ですが
自覚がなかったんですよね~
若さとか、未来とか、そういうものに自信と期待があったから
こう思えたんだと思うんですが…(ーー゛)うーん

壁から声が聞こえるとかは経験がないのでわかりませんが
当時よりは理解できる気がします。

そう私は強いから。みんなそういうから。
    私が心を病むなんてあるはずない!

おもえば、ものすごく無理して殻を厚くして闘ってたのかな?と。
我ながらいうのは変だけど
そんな過去の自分が痛々しくもあり、愛おしいです

誰にも弱音を吐けず、素振りも見せられず
そんなことを匂わせようものなら、母親から激しい言葉が心を突き刺してくる
あ~ドラえもんがいたら、当時の私のところに行って
抱きしめてあげるのに…

病院の桜をバスの窓越しにみて、何度か思った今年の春
来年も、わたしが生きていたら
どんな気候であっても、桜を見に行こう
偶然みる、見えたのではなく
ちゃんと桜を愛でるように、春を楽しもう

そんな事を思った春の終わりでした。